無用の用~雑談板 409371

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「ヒストリア」で足利兄弟

1:小狸工房 :

2020/10/22 (Thu) 09:15:34

この番組、大ファンだが短時間で分かりやすく強引にまとめてあるのですでに漫画だ。
義輝お兄ちゃんの討ち死にも「戦装束で見事に散華」という記録は無いと思うが。

義昭くんがどこまで将軍の座に執着していたのかも疑問だ。誰もが親分になりたかったわけではない。逆に僧籍にい続ければ義昭くんも少なくともまだ命は無事だったかもしれない。
南北朝以来、足利家もまた分裂しているのだ。足利義栄を時期将軍に擁立しようという一派もあったわけだが、将軍職すらすでに大名にとっては手駒のひとつに過ぎなくなっている。都合が良ければ誰でも良いのだ。

室町幕府が再興できれば国家は安泰するはずだという義昭くんの単純さには信長も危惧しただろう。戦国の世を終わらせるには強権を揮える実力者が必要なのだが、義昭くんにその器がないと見れば口を挟むのは当然。室町幕府の腐敗振りには信長も憤っているのである。

ここからは何が正しいというよりも、資料をどう読むかで歴史のあり方も無数に姿を変える。

麒麟を呼ぶ者とは、誰が大将になるのかではない、誰が戦を終わらせられるか、だ。
2:小狸工房 :

2020/10/22 (Thu) 13:14:56

人の部屋でくんずほぐれつどたばたとやかましい。

今度の子猫はいずれもそこそこに元気に育って良かった。これで安心して捨てられる。
真夏に一際暑い部屋で隠して育てていたものだから暑さでくたばらないか心配していたが、眼病も悪化することも無く、これなら滅多なことではもうくたばらないだろう。

本格的に寒くなる前に安全な場所にばら撒かないと。
3:小狸工房 :

2020/10/23 (Fri) 03:06:25

公式な記録がほとんど残っていない。
義輝、義昭兄弟に挟まれて第十四代足利将軍は欠番扱いされている。

とーちゃんはあわよくば将軍の座にという欲はあったようだが、すでにヨイヨイで足利一族の員数外扱いだし。
息子が三好三人衆に担ぎ出されたのに一縷の望みを託したようだが、本人は背中に腫瘍があって健康状態は決して優れたものではなかった。
将軍に任じられてからはそれらしく振舞おうとした形跡はあるが、間もなく持病が悪化、多分癌だな、鬼籍に入る。

ここからは誰が義昭という御輿を担ぐのかで泥沼の争奪戦が始まるのだが。
4:小狸工房 :

2020/10/23 (Fri) 08:58:22

ニャンコお母さんのお土産のおもちゃである。
屋内のいたるところにこういうものが落ちているものだから。

ニジュクは甥や姪の土産にセミを捕獲していた。
ジジジ、ビビビという反応に子猫たちが大興奮して。

サンジュはテレビ画面というものを理解しているのだが、それでも鳥が映るとじっと見入っている。本能だ。
5:小狸工房 :

2020/10/23 (Fri) 09:15:25

ノブナガという戦国の英雄がいて、毛利や武田の豪傑をブッ飛ばして天下を掴み掛けたが、明智の裏切りより腹を切った、というイメージは強いと思うが、キーパーソンである足利将軍はさほど意識されないから。

今回は足利兄弟を主人公に据えているので、信長が室町幕府を私物化しようとする大悪人のように描かれる。
もちろんこの視点も面白い。
6:小狸工房 :

2020/10/23 (Fri) 15:22:56

役職名である。朝廷から任命されて皇室の警護に当たるのである。
それがために大名一同への命令権を得られるのである。

家康は事実上皇室を配下に治め、活動費は幕府から支給される形を取った。その上で征夷大将軍の地位を捥ぎ取り、新しい幕府を開いたのである。名実ともに大名の頂点に立ったのであり、以後は世襲制とすることと朝廷に認めさせる。

江戸時代の御所とは何のためにあるのかという問いに、シャドウキャビネットだという比喩があったな。
大臣、輔弼、各種の役人も抱えているのだが、徳川幕府が健在である間は政治には口出しできなかった。

これが幕末の騒動の原因となる。


秀吉は義昭の養子になろうとしたのであるが、
「あんた将軍の座を狙ってるんでしょう。
養子にしてやんなーい」
成り上がりの身としては何とかして地歩を固めたかったので、強引に皇室と縁続きとなり関白の座は得るのだが、後にはそれも取り上げられる。
もう足利の出る幕ではない、室町幕府はこれで終わるのであると。
7:小狸工房 :

2020/10/23 (Fri) 15:24:56

いや、猫の話も入れておかないと誰も読まないかと思って。

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