無用の用~雑談板
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縮緬問屋の御隠居
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1:小狸工房:
2024/04/25 (Thu) 13:42:45
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「この人はね、天皇が誰なのか自分が決めちゃったんですよ」
長年、水戸学派というものがあり、これに基づき編纂されたのが「大日本史」であると思い込んでいたが、順番が逆じゃ。
尊王と開国は決して相容れないものでは無かったはずだが、どこで尊王と攘夷がワンセットになったのか。
水戸派イコール尊王攘夷というわけではなく、これも水戸学の理解の一形態に過ぎなかったはずが、どこかで暴走を始めたか。
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2:小狸工房:
2024/04/25 (Thu) 13:56:14
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大津浜事件にしても、緊急避難なのだから、食料と燃料は与えて上げなさいと。
もちろん乱暴狼藉に対しては正当防衛として交戦する。
これを辺境における私的な略奪として片付けたくは無かったので、正式な国交を結び、国際法においてこれを禁じる必要は理解してたのだが。
世界の表舞台に立ち、外交手段で渡り合う。
高田屋嘉兵衛、大黒屋光太夫、ジョゼフ・彦、ジョン・万次郎と、生の外国を見てきた者たち、また琉球からもたらされる東南アジアでの南蛮船の交易の様子など、生きた情報も得られていたはずなのであるが。
足りなかったのは時間か、それとも辛抱か。
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3:小狸工房:
2024/04/25 (Thu) 14:02:25
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尊王攘夷でゴチゴチのように思っていたが、違った。
どちらかというと、国学としての水戸学を尊王攘夷思想にすり替えたか。
外圧で保守化するのも当然の反応ではあるのだが。
徳川斉昭と井伊直弼との政争としての視点もあるか。
本懐と私怨か。