無用の用~雑談板
田宮模型 「1/200 ぶらじる丸」 - 小狸工房
2025/05/08 (Thu) 13:24:53
https://auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/v1183645862?cpt_s=onlineads&cpt_m=webdr&cpt_c=webcrt&cpt_n=187742&cto_pld=JUqBenGhAACnCzG6WdpnhA
タミヤではない。
下駄の切削機を導入した頃の製品かと思う。
出発点は木材商。木材の商いが好調だったので倉庫を拡張し、トラックを買い足したところで火事を出して無一文になる。
資金ゼロから始められる事業として、副業であった木材の端材を有効利用する模型に本腰を入れる。
船体は積層、削り出しという当時の相場からの差別化を図り、下駄の部品を製造するための切削機を導入、半完成の船体で売り出して評判になったとか。
ここまで、あまり大きくは間違っていないと思う。
デラックスとあるくらいなので - 小狸工房
2025/05/08 (Thu) 13:35:57
ちゃんと4軸、舵も主、副の二枚舵だ。
中空になっているので動力化もできるのがミソ。
50cmくらいの大きさだから、当時に手に入る部品からすると、モーターは4基、スクリュー直結で、単一電池6本というところか。
モーターマウントや電池ホルダーこそ自作するのが相場だ。
素材となる材木の質が悪いと水を吸ってすぐに変形したりもするものだから、タミヤはこうしたところから地道に高品質を目指したのだろうな。
成長する企業には必ず他社とは違う、光るものを持っている。
木製模型の事業が軌道に乗りつつあった頃に、プラモデルという黒船が押し掛けてくる。
積層削り出し - 小狸工房
2025/05/08 (Thu) 13:42:47
外国製のラジコン模型には、まだこのやり方のものもある。
戦前から設計が変わっとらんのかと。
そのかし、でっかい。
日本人には模型製作というよりも日曜大工に近い感覚だ。
部品と言っても、木のブロックがゴロゴロと入っていて、これを削って作れと。
あるぜんちな丸級貨客船
- 小狸工房
2025/05/08 (Thu) 20:01:40
陸の「あじあ号」と並んでの不遇であろうか。
年長者には、不意にこの名を出すと顔つきの変わる人もいた。
懐かしけれど、想い出したくも無く。